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スタンダード糖質制限とは

スタンダード糖質制限は、主にしっかりダイエットしたい人が実践する糖質制限方法です。
1日のうち1食であれば、ご飯などの主食を食べても問題なく、それ以外はおかず中心の食生活にします。
主食を抜くのは、夕食がおすすめです。朝昼は低糖質食品の置き換えにしても良いでしょう。

糖質摂取量の目安

1日80〜120g程度が糖質摂取量の目安となります。
1食あたりでは、糖質27〜40gです。
これをご飯（お茶碗1杯=150g）に置き換えると、1食あたりお茶碗に7分目（糖質39.9g）以下となります。

メニュー例

一般的な洋風の朝食メニューから、パンを減らした場合の糖質量は以下の通りです。

• ベーコンエッグ：0.6g（卵2個、ベーコン4枚）
• ブラックコーヒー：0.7g（1杯）
• オレンジジュース：10g（1杯）
• 食パン：11g（6枚切りの半分）

1食あたりの糖質合計：22.3g

■スタンダード糖質制限で意識して摂取・補いたい栄養素は
エネルギーの元の糖質を制限をすることで、どうしても「糖質に変わるエネルギー」を摂取することが必要になります。
代替えエネルギーになるのは「脂質」「タンパク質」です。

脂質

筋肉を分解させないためには、たんぱく質よりもエネルギーに変わりやすく、燃えやすい良質な「脂質」が必要になります。
摂取する脂質は、オメガ3などを含む青魚や、オリーブオイルやココナッツオイル、MCTオイルなど代謝を促しやすい、オメガ9を含む飽和脂肪酸の少ない良質な脂質がおススメです！
通常のダイエット目的の食事制限では嫌煙されがちな脂質の��い「チーズ類（プロセスチーズ、カマンベール、モッツァレラなど）」や「ナッツ類」などもむしろOKです。

タンパク質

メインのおかずとしてはやはり【タンパク質】の豊富な肉類（豚、鶏、牛、羊など）、魚、大豆製品、乳製品などがおススメです。
動物性だけに偏りがちになりますのでバランスよく、植物性のたんぱく質も必要になります。その時に活躍するのが「大豆製品」です。
納豆、豆腐などが扱いやすいですが、技術力の進化により、大豆粉で作ったパンやパスタなども開発されたのでよりバランスのよい食事が実現しやすくなりました。

食物繊維

いま注目を浴びているのは隠れた栄養素と言われる【食物繊維】です。
食物繊維が豊富な食材は、葉物野菜（小松菜、ほうれん草、白菜、キャベツなど）や、キノコ類（しめじ、舞茸、エリンギなど）、海藻類（わかめなど）などです。
逆に糖質の��い根菜・芋類（ニンジン、じゃがいも、ゴボウなど）は避け、食物繊維豊富な野菜を先に摂取すること（ベジファースト）を心掛けることで満腹感を満たしながら糖質の吸収も妨げます。
生野菜サラダだけではなく、おひたし、つけもの、温野菜、スープなどレシピを工夫して、まず食事の始めに野菜を食べることを心掛けてみてください。

糖質制限での注意点

糖質制限食は基本的に安全な食事療法ではありますが、人によっては注意が必要です。
現在、糖尿病の治療を受けており、服薬したり注射を打ったりしている方は、必ず医師にご相談ください。
糖尿病治療中の方の場合、低血糖状態を引き起こす可能性があるためです。
また、肝硬変を患っている方、急性または慢性すい炎の診断基準を満たす方、長鎖脂肪酸代謝異常症の方には、糖質制限食は適用されません。
腎障害の方は、eGFR60ml/分以上であれば適用されますが、これ未満の場合は医師にご相談ください。
更に、スーパー糖質制限を行う場合は期間にも注意しましょう。
長期間実施するとかえって糖尿病のリスクを高める可能性もあります。

おすすめ商品

ソイコムが提案するスタンダード糖質制限は、通常なら諦めざるを得ない「主食」を低糖質食品に置き換えることで、無理なく楽しく糖質制限を実践できます。
食べられるものが限られるスタンダード糖質制限でも、大豆全粒粉を使用したパンやパスタに置き換えることで、糖質オフと栄養を同時に満たすことが可能です。
ソイコムでは、低糖質で大豆の栄養が多く含まれた食品を幅広く取り揃えています。